東京都は19日、ライフサイエンス分野のベンチャー企業に対する支援事業について、2015年度第2回の募集を開始すると発表した。
オフィス賃料の2分の1を助成
都内には、世界的に市場規模の拡大が見込まれているライフサイエンス分野のベンチャー企業が集まっており、産業成長の牽引役として期待されている。これらの企業はシーズ(企業が所有する材料や技術、アイデアなど)開発を担い、ライフサイエンス産業分野において活躍の場を広げており、都はこれらの企業の成長を後押しするため、インキュベーション施設やオフィスへの入居支援を実施する。
支援対象は、「創業後5年以内の中小企業」、「新たな事業所の開設を具体的に計画している創業後5年以内の中小企業」、「創業を具体的に計画している人」のいずれかに該当するケース。対象経費は都内における事業所の賃料となり、助成額・率は1年度当たり上限額200万円、助成率2分の1以内となる。
募集期間は2015年9月14~25日。助成期間は2015年12月1日~2016年3月31日。なお、年度ごとに審査のうえ交付決定を行い最大3カ年度(2018年3月31日まで)利用できる。