エアバス(本社:仏トゥールーズ)は現地時間の8月18日、A350-1000初号機の主翼の組み立てが英国北ウェールズのブロートン工場で開始されたことを発表した。
A350-1000の主翼の設計と開発は現在、英国フィルトンにあるエアバスの施設で行われている。片翼で長さ32m・幅6mのA350-1000の主翼はすでに商業運航されているA350-900と同様の長さではあるが、ペイロードと航続距離能力の増強のため、部品の90%が変更され後に縁が延長されている。なおA350-1000の主翼は、炭素繊維複合材で製造される単一部品としては最大となる。