経済産業省 資源エネルギー庁が19日に発表した石油価格調査(17日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.8円安い138.2円となり、6週連続で値下がりした。下げ幅は前週より0.5円拡大し、2015年2月23日(137.9円)以来、25週ぶりの安値となった。

ガソリン、全47都道府県で値下がり

原油価格の下落に伴い、石油元売り会社が卸売価格を引き下げたことなどが影響した。都道府県別に見ると、7月27日以来、3週間ぶりに全47都道府県で値下がりした。最も高かったのは高知県の147.5円(前週149.3円)で、次いで長崎県の146.3円(同147.9円)、香川県の145.8円(同147.0円)となった。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.7円安い149.1円と、6週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格も前週より1.6円安い117.3円と、同じく6週連続で値下がりした。

灯油18リットル当たりの店頭価格も前週より12円安い1,496円と、こちらも6週連続で値下がりした。