住友生命保険はこのほど、「応援」に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査は5月20日~22日、20代~60代の男女1,000名(男女各年代100名)を対象に行われた。
応援したい人1位は「こども」
はじめに、「あなたが応援したい人は誰ですか。その人の何を応援したいのですか」と質問したところ、トップは『こども(33.8%)』だった。具体的に何を応援したいのか尋ねると、「健やかな成長」(男性・40代)をはじめ、「志望校に合格」(女性・50代)、「就職活動の成功」(男性・50代)、「新社会人生活」(男性・50代)、「子育て」(男性・60代)など、『こども』のさまざまなライフイベントにエールを送っていることが読み取れた。
続く2位は『自分自身(27.2%)』。「人生そのもの」(男性・30代)、「就職活動」(女性・30代)、「仕事」(男性・50代)、「婚活」(男性・30代)、「介護」(女性・50代)、「終活」(男性・60代)など、目標や課題をクリアするために自身を励ましているよう。3位は『配偶者(13.8%)』で、「家族のためにがんばっている仕事」(女性・30代)や「子育て」(男性・20代)、「病気の克服」(男性・60代)など、パートナーを思いやるエールが並んだ。
応援してくれる人・してほしい人も「配偶者」がトップ
次に、一番応援してくれる人は誰か尋ねたところ、「配偶者 (30.8%)」がトップとなり、既婚者のみでは44.8%と、夫婦の強い絆が感じられる結果となった。さらに、既婚者男女別で見ると、女性35.8%に対して、男性は55.4%と非常に高く、夫が妻からの応援を強く感じていることがうかがえた。続く2位は「母親(26.7%)」、3位は「自分自身(13.5%)」と続き、「父親(5.5%)」は6位に。「母親」との差が21.2ポイントもあったことから、父親の約6割が「応援したい人=「子ども」」とするも、その思いはこどもたちにあまり届いていないことが読み取れる結果となった。
また、「応援してほしい人」についても調べた結果、「配偶者(36.3%)」が断トツ1位に。次いで、「自分自身(14.1%)」「こども(13.4%)」と続いた。
うれしい応援の仕方は「称賛の言葉」
次に、どのような応援が一番うれしいのか聞いたところ、最も多かった回答は、「称賛の言葉(24.0%)」だった。次いで「話をきく(21.0%)」「見守る(16.9%)」と続き、「物・お金による支援(10.0%)」よりも、身近な距離での精神的なフォローが求められているよう。また、「叱咤激励」された方がいいという人はわずか3.0%にとどまり、褒められることを望む人の方が多いことが明らかとなった。
男女別で見ると、男性は「称賛の言葉(25.0%)」、女性は「話をきく(25.8%)」がそれぞれトップとなった。また、「手伝う」がうれしいという女性は16.0%と、男性(8.6%)のほぼ倍という結果に。育児や家事等へのニーズが高いことがうかがえた。
応援歌1位は「負けないで」が断トツ
最後に、一番元気になる応援歌を教えてもらったところ、男女別でも、年代別でも「負けないで(86票)」が2位以下に大差をつけてトップに輝いた。1993年リリースのヒット曲で、今でもテレビ番組のスポーツシーンなどに起用されるなど、定番の応援ソングとなっていることがうかがえた。2位は、パワフルな曲調と歌詞が聞く人に力を与える「ガッツだぜ!!(14票)」で、20代~40代で高い支持を得た。3位は、1968年発売の国民的ヒット曲「三百六十五歩のマーチ(13票)」で、こちらは60代で2位を獲得した。
そのほか、「栄光の架橋(11票)」「ファイト!(8票)」「上を向いて歩こう(7票)」などがトップ10入りする結果となった。