マイナビは18日、高校生のライフスタイル・興味関心調査の結果を発表した。対象は、4月9日~5月15日。対象は高校1~3年の同社サイト会員4,552名。

就きたい仕事が具体的に決まっている高校生は36.7%

将来、就きたい仕事が決まっているかを聞いたところ、「具体的に就きたい仕事が決まっている」は36.7%だった。なかでも、「短大進学志望者」(57.3%)、「理系志望者」(43.4%)、「女子」(42.3%)における割合が高くなった。一方、「大学進学志望者」のうち16.3%が「就きたい職業も働きたい業界・分野も決まっていない」と回答した。

「将来、就きたい職業は決まっていますか?」

高校卒業後、進学する際に自宅から通いたいかを尋ねると、1位は45.6%で「自宅から通いたい」だった。

「高校卒業後、進学する際に自宅から通いたいですか?」

エリア別では、関東が最多で31.9%。以降、「関西」が17.2%、「東海」16.1%となった。また、「自宅から通いたい」の理由を聞いたところ、最多は「一人暮らしは経済的に負担だから」(58.7%)だった。次いで、「一人暮らしは不安だから」(39.7%)、「通える距離に志望校があるから」(38.9%)となった。

また、現在通っている学校でキャリア教育を受けたことがあるかを聞いたところ、「受けたことがある」人は24.5%だった。そのうち、45.0%が「具体的に就きたい職業が決まっている」と回答し、「受けたことはない」(35.0%)と回答した人よりも10pt高くなった。

「将来、就きたい職業は決まっていますか?」×キャリア教育経験 有無

実際にキャリア教育で受けたプログラムを聞くと、「職業や会社について調べる授業」(54.6%)、「社会人の方が経験を語る講演」(53.3%)、「適性診断などの受検」(40.7%)が上位に挙がった。