A.T.bridesはこのほど、「夫婦愛を再確認できる"○年越しの結婚式"」に関する調査結果を、運営する「すぐ婚navi」にて公開した。調査は3月、女性向けアプリ「ラルーン~女性の悩みケア~」会員のうち、20~40代の結婚式を挙げていない既婚女性246名を対象に行われた。
結婚式をしなかった理由は「お金がなかった」が最多
調査ではまず、結婚式をしなかった理由について詳しく聞いたところ、最も多かったのは「お金がない、もったいない(92票)」で、次いで「マタニティ婚で、時間がない(80票)」「マタニティ婚で、お金がない(66票)」といった理由が上位となった。
具体的には、「その当時貯金がなくて、結婚式をする余裕がなかった」「お金がもったいないと思ってやめた。でも最近は父親とバージンロード歩けばよかったと思うようになった」「結婚式より旅行にお金をかけたかった」という金銭的理由が多数寄せられたほか、「結婚式が決まってから妊娠が発覚。体調のこともあり延期したが、そのままズルズルやらずにきてしまった」「仕事が忙しく、入籍して落ち着いたら結婚式するつもりだったが、妊娠したのでできなくなってしまった」「彼が再婚で式も披露宴も過去にやったので、ゲストを呼ぶのに抵抗があった。私は挙式だけでもしたかった」「周りも結婚式していないし、特に結婚式に意味を感じなかった」など、期間的な理由や、とりまく環境による理由も目立った。
今、できるなら結婚式をしたい人、48%
続いて、「今、もしできるとしたら結婚式をしたいですか?」と尋ねた結果、実に9割もの人が「結婚式をしたい(48%)」、または「結婚式はしなくとも結婚衣装(ドレス)を着て写真を撮りたい(41%)」と回答した。一度結婚式を諦めてしまったとしても、やはり女性の心の中にはウエディングドレスや結婚式への憧れがあり続けていることが伺い知れる結果となった。
実際に"○年越しの結婚式"を叶えたカップルの声を聞いたところ、「憧れのウエディングドレスが着られたこと。子どもたちがおしゃれができたこと。そして何より5年前突然結婚した私たちにとって、友人たちに初めて子供を紹介できるきっかけになったことが本当によかった。また、これからも仲の良い家族・夫婦でいられるよう、誓うことができて感動しました」(5年越しの結婚式・Nさん)、「今さら結婚式なんて、周りからの批判があるのではないかと不安になることもありました。でも結婚式をすると伝えると、私達以上に子供や周りの人たちが喜んでくれました。慌ただしい日々の中で、家族やお世話になってきた人と向き合う時間ができたことが、何よりの宝物になりました」(4年越しの結婚式・Sさん)、といった声が寄せられた。