女優の高梨臨が、フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話・夏の特別編2015』(8月29日21:00~23:10)で、主演を務めることが14日、明らかになった。

『ほんとにあった怖い話』で主演を務める高梨臨

日本中から届いた心霊現象や不思議な体験をドラマで再現する同番組。高梨は、取引先の会社に書類を届けに行くのに、10分もかかっていないはずが5時間以上経過しているという体験をする「黒い日常」に出演。「現実感もありますし、想像すればするほど怖くなっていく作品」と見どころを語っている。

そんな自身の心霊体験は多く、「一時期、癖のように金縛りに遭っていた」「女の人のハイヒールの音が近づいてきて部屋の前で消えた」と次々にエピソードが。さらには、亀の霊の存在を感じたこともあるという。

今回の『ほん怖』では、斎藤工、中条あやみ、観月ありさも主演を務め、それぞれが心霊体験や不思議な経験を語った。

斎藤は、交番で雑音だけが聞こえる電話がかかってくる警官を演じる「嵐の中の通報」に、高嶋政伸らと出演。自身は小さい頃に「玄関にいつも立っている男の人が見えていた」といい、「顔中穴だらけの人を、具体的にデッサンして母親に見せていた」と衝撃の過去を淡々と語っている。

ホラー映画『劇場版 零~ゼロ~』の主演で、映画デビューした中条は、真っ黒な闇の中をさまよう夢を見る日が続く「閑却の社(かんきゃくのやしろ)」に出演。心霊体験はないというが、以前、撮影で水深5メートルの真っ暗なプールに潜らされて演技をしたという経験を語り、暗い水中で息ができないということほど、怖いものはないと振り返った。

そして、観月は、奇妙な寮での生活を余儀なくされる「奇々怪々女子寮」に、足立梨花、伊藤修子、ふせえりらと出演。かつて担当していたラジオ番組の企画で、局内の心霊スポットを探検し、古い日本人形など使わないものが置かれている部屋で写真を撮ると「十字架のような光が写真に写っていた」という。さらに、放送中でも、スカートの裾を引っ張られたり、強い力で腕を引っ張られたという恐ろしい経験を語っている。

このほか、ピース・又吉直樹が主演する「つきあたりの家族」、Kis-My-Ft2・玉森裕太が主演し、谷村美月、伊藤蘭らも出演する「どこまでも憑いてくる」と合わせ、全6エピソードが放送される。ナビゲーターは、SMAPの稲垣吾郎。

斎藤工

中条あやみ

観月ありさ