天草エアライン(本社: 熊本県天草市)は8月13日、仏・トゥールーズでは日本で初めてATRとなるATR 42-600を受領した。これにより、現行機のDHC-8-100の親子イルカ「みぞか号」は退役となる。

天草エアラインのATR 42-600

今回のATR 42-600はリース会社であるノルディック・アビエーション・キャピタル(NAC)が購入した機材で、天草エアラインはリースでの運用となる。客席は48席仕様で、コクピットにはA380と同様、グラスコックピットによる最新の航法機器を装備している。エンジンはプラット・アンド・ホイットニー社製の127Mエンジン(出力2,400 shp)を搭載し、最大離陸重量は1万8,600kg、最大荷重は5,500kgとなっている。

ATRに関しては天草エアライン以降、日本エアコミューターもATR42-600型機の導入を決定しており、確定8機とオプション1機の購入契約を締結している。