三井ダイレクト損害保険はこのほど、「スマホとドライブの関係」に関する調査結果を発表した。それによると、運転中にいつもスマートフォンが気になる人の約5割で"ヒヤリ・ハット経験"があることがわかった。
ドライブの際、6割弱がスマートフォンを「使う」
ドライブの際にスマートフォンを使うかと尋ねたところ、「よく使う」が22.2%、「たまに使う」が35.1%で、計57.3%が「使う」と回答した。
運転中にスマートフォンが気になって、交通事故になりそうになった経験(ヒヤリ・ハット経験)があるかと聞くと、「経験はない」が79.0%を占めたものの、「経験がある(複数回+1度)」も21.0%に上った。
運転中にスマートフォンが気になる度合いと、ヒヤリ・ハット経験の間に関連性があるか調べたところ、スマートフォンがいつも気になる人の50.4%でヒヤリ・ハット経験があることがわかった。
ドライブでのスマートフォンの使い道については、「地図検索」が61.1%で最多。以下、「周辺情報検索」が35.6%、「音楽再生」が25.8%と続いた。
あったら使ってみたい自動車関連のアプリは、「渋滞予測アプリ」が77.9%でトップ。2位以降を見ると、20代は「運転診断アプリ」、30~50代は「事故やトラブルに関するアプリ」となった。
調査期間は2015年7月21~23日、調査方法はインターネット、有効回答はスマートフォンを保有し、1カ月に1回以上車の運転機会がある人1,000人。