米Microsoftは12日(現地時間)、Windows 10を搭載した大画面端末「Surface Hub」の出荷を、当初の予定である2015年9月1日から2016年1月に延期することを発表した。
Surface Hubは、4K解像度の大画面液晶を持つ端末。55型モデルと84型モデルが発表されている。カメラ、スピーカー、マイク、赤外線/環境光センサー、Wi-Fi、Bluetooth、NFCなどを搭載しており、Skype for Businessを使ったビデオ会議や、デジタルホワイトボードの代わりに使用するといったビジネスでの利用を想定している。
同社は出荷延期の理由として、2015年7月1日に予約受付を開始したところ、予想を上回る受注があり、製造工程の見直しが必要になったためとしている。なお、現在も予約注文は受け付けている。
価格は、第4世代Core i5搭載の55型モデル「Surface Hub 55"」が6,999ドル(約87万円)、Core i7搭載の84型モデル「Surface Hub 84"」が19,999ドル(約249万円)。米国や日本を含めた24カ国で発売する予定だ。