『トランスポーター』シリーズ最新作『トランスポーター イグニション』(10月24日公開)の予告映像が13日、公開された。

愛車を後にするフランク・マーティン(エド・スクレイン)

過去3作品の総観客数が3,000万人を超える同シリーズで、スタイリッシュさと強烈な存在感で新たなヒーロー像を確立した主人公フランク・マーティンは、ブラックスーツに身を包み、冷静沈着にワケありの依頼品を送り届けるプロの運び屋=トランスポーター。天才的なドライビングテクニックと、いかなる敵をもなぎ倒す格闘センスを兼ね備えたフランクは、自らに過酷なルールを課しながらも、迫り来る絶体絶命の危機を乗り越え、依頼を遂行する。

第4作となる本作で2代目フランクを演じるのは、アクション界の新星エド・スクレイン。ミラ・ジョボヴィッチやジェイソン・ステイサムら数々のスターを生み出してきた製作・脚本のリュック・ベッソンから大抜擢を受けた。

公開された予告映像は、冒頭で運び屋の新たな愛車・アウディS8の輝くボディが映し出され、依頼人からの電話を受けた天才運び屋フランクが「1.名前を聞かない 2.契約厳守 3.依頼品は開けない」と3つのルールを説明する。契約を結ぶが、引き渡しの場面で、今回の依頼品は"3人の美女"だと判明。フランクが「契約と違う」と拒むと、美女は銃を向け運転を促し、さらに携帯を取り出して、監禁され銃口を向けられたフランクの父親の写真を見せる。毒を盛られてもうろうとする父を救うまで、残されたタイムリミットは12時間。「シートベルトを締めろ」と覚悟を決めたフランクは、アウディS8を猛スピードで走らせる。

圧倒的なドライビングテクニックで次々と追っ手の車をなぎ倒す、フランクの超ド派手なカーアクションの舞台は、市街地から空港へと移っていく。そして、フランクの過去を知る"最狂の敵"が行く手を阻む中、父を救うために決死の表情で敵とバトル。悲しみを背負う美女アンナを守りながら、フランクには新たな感情が芽生えていたが、「愛さないのもルール」と、自身にもう一つの制限をかけていた。映像のラストでは、頰から血を流すフランクが「すべて罠なのか」と意味深な言葉を発言。途中、水着美女がお尻を振るセクシーな映像も収められている。


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