ディラックは12日、台湾SilverStoneのゲーミングブランド「RAVEN」から、Mini-ITXケース「SST-RVZ02B」と、サイドパネルがアクリルウインドウになっている「SST-RVZ02B-W」を発表した。8月20日から発売する。店頭予想価格(税別)は「SST-RVZ02B」が13,980円前後、「SST-RVZ02B-W」が15,480円前後。
「SST-RVZ02B」は、タワー型のMini-ITX PCケース。前モデル「RVZ01」をバージョンアップし、横幅をよりスリム化した。チャンバー構造を採用し、CPUとGPUで独立したエアフローを構築する。サイドパネルがアクリルウインドウの「SST-RVZ02B-W」も仕様は共通。
搭載ベイ数は外部5.25インチベイ×1(スリム光学ドライブ、もしくは9.5mmストレージ)、内部3.5インチベイ×1基(内部2.5インチベイ×2+1基と排他仕様)。グラフィックスカードスペースには、追加でHDDなどを増設できる(その場合、搭載できるグラフィックスカードの大きさに制限が生じる)。標準でファンは搭載していない。
そのほか主な仕様は、拡張スロット数が2基、拡張カードスペースが最大330mmまで、搭載CPUクーラーの高さが最大58mmまで、搭載できる電源はSFX規格とSFX-L規格に対応。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、オーディオ出力、マイク入力。本体サイズはW380×D370×H87mm、重量は3.2~3.4kg。対応フォームファクタはMini-ITX。