マイナビは11日、「夏の賞与」に関する実態調査の結果を発表した。期間は、7月14日~21日。対象は、夏の賞与を給付された25・30・35歳の転職意向のある正社員の男女480名。
2015年夏の賞与額、「20万円台」がトップ
2015年夏の賞与額を聞いたところ、最多は18.3%で「20万円台」となった。また、夏の賞与額の影響により「転職意向が強くなった」と回答した層は、「20万円台」(22.6%)が最多となった。一方、「転職意向は変わらない・弱くなった」と答えたの「30万円台」(16.8%)が1位だった。
業種別にみると、「金融・保険」は「40万円台」が20.0%、「50万円台」が15.0%となり、「40万円台」以上の割合が他業種に比べて高かった。一方、「サービス・レジャー」は「20万円台」が23.3%、「10万円台」が25.0%。さらに、「流通・小売・フード」は「20万円台」が25.0%、「10万円台」が16.7%となり、「20万円台」以下の割合が他業種に比べて高くなった。
今年の夏の賞与額と前年の賞与額の比較を聞いたところ、最多は「前年と変わらない」(48.1%)となり、2014年より10%上がった。さらに、「前年の夏に賞与はなかった」(6.0%)、「前年より大幅に増えた」(2.3%)、「前年よりやや増えた」(22.3%)を合わせた、「前年より増えた」は30.6%となった。