鉄道博物館(埼玉県さいたま市)では8月16日まで、EF55形式電気機関車の特急「つばめ」ヘッドマークを昭和30年代に実際に使用していたものに付け替え、展示する。
EF55形式電気機関車は1936(昭和11)年に製造され、東海道本線の花形列車だった「富士」「燕(つばめ)」などを牽引する機関車として活躍した。当時は機関車にヘッドマークを掲出することはなかったが、とくにゆかりの深い列車名であることから、鉄道博物館では「つばめ」のヘッドマークを取り付けて展示している。
今回は夏休み期間に合わせ、60年前に使われていた実物のヘッドマークを掲出した。このヘッドマークが見られるのは8月16日までとなっている。