6人組アイドルユニット・ゆるめるモ!の初主演映画が『女の子よ死体と踊れ』のタイトルで10月31日より公開されることが決定し、場面写真がこのほど公開された。
本作でメガホンを取ったのは、2013年に公開されたホラー映画『クソすばらしいこの世界』で話題を集めた若手女流監督の朝倉加葉子氏。6人のメンバーそれぞれの個性を把握し、物語の世界観にゆるめるモ!を当てはめていったという。企画・制作は、吉祥寺バウスシアターのクロージング作品にもなった『BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー』(2014年・継田淳監督)を手がけたTRASH-UP!!が担当。撮影はまだ寒さの残る時期の山間部で行われた。女性を中心としたスタッフとキャストは、過酷な環境下の合宿生活で極限状態になりながらも、皆一丸となってファンタジックなホラー映画の完成を目指した。
劇中のメンバーは、それぞれ自身の名前で出演。結成時からのメンバー・けちょんらは清掃会社YMMクリーニングでバイトをするどこにでもいる5人の少女たちとして登場する。YMMのブラック女社長に脅されながらつまらない毎日を過ごしていた5人は、ある日、森の中の清掃現場で透き通るように美しい少女の死体"あの"を見つけてしまう。ノルウェーのブラックメタルバンドの儀式を使い、死体をよみがえらせることに成功した5人だったが、その死体には知ってはならない秘密が隠されていた。
2012年10月に結成されたゆるめるモ!。現在は、もね、けちょん、しふぉん、ようなぴ、あの、ちーぼうの6人で活動し、ノイ!、ディーヴォ、スーサイドなどをはじめ多数の海外のニューウェーブ・ポストパンクバンドのオマージュと、非常階段、ヒカシュー、アーバンギャルド、ハヤシヒロユキ(POLYSICS)のような国内のニューウェーブ・テクノポップアーティストとのコラボレーションで幅広く音楽ファンから支持を集めてきた。2014年には、東京・恵比寿リキッドルームで、2015年には東京・赤坂ブリッツでそれぞれワンマン公演を行い、同年末には東京・Zepp DiverCityでもワンマンを控えるなど、着実にステップアップを続けている。
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