UDSは9月16日、滞在型複合ホテル「ON THE MARKS(オン・ザ・マークス)」を神奈川県川崎市にオープンする。
同ホテルのコンセプトは、「全てのHopping Travelerのための発着地」。日本各地を飛び回るように観光を楽しむ訪日外国人や、複数の都市で働く国内のビジネス旅行者にとって、旅の時間をより豊かなものとする快適な滞在施設を提供したい、という思いを込めているとのこと。
建物正面部にはフルオープンサッシを採用。1階共用部においては、エントランスから入ってダイニングスペースを通り抜けた所にフロントを配置。ダイニングを利用する人々と旅行者のコミュニティによる賑わいを喚起するという。 客室は、宿泊滞在のスタイルをニーズに合わせて選択できるよう「Bunk Bed」「Compact Room」「Standard Room」の3タイプを用意している。「Bunk Bed」では、リーズナブルな価格と快適性を追求。一般的なカプセルタイプの客室よりも広い、2段ベッドでの宿泊スペースとなっている。
「Compact Room」は、プライベート性を重視する人に向けた個室タイプのコンパクトルーム。約6平方メートルの空間に、ベッドのほかテレビなどの設備機能がついている。「Standard Room」は滞在をしっかりと楽しみたい人向けのプライベートタイプで、セミダブルおよびダブルベッドの客室を用意。テレビのほか、ユニットバスまたはシャワーが付く。
また、全客室に日本的な様式である小上がりを採用した。コンパクトながらも靴を脱いでゆっくりと過ごせるデザインとし、個室に配置する家具にも手作りのクラフトワークを感じる素材感のあるテイストを取り入れているという。なお、「Bunk Bed」「Compact Room」タイプの客室には女性専用フロアも設けている。
1階共用部では、ヴィンテージのスピーカーとアンプを設置。厳選したアナログレコードの音をBGMに、食事や酒を楽しみながら過ごせるという。また、ダイニングスペースではスモーク料理など肉をメインとしたメニューやクラフトビールなどのドリンクも提供する。
なお、公式サイトでは先行予約を開始している。