マイボイスコムは7月1日~5日に、4回目となる「就業意識」に関するインターネット調査を実施した。有効回答者数は10,782件。

6割が現在の仕事に満足している

現在の職業を尋ねたところ、有職者は7割弱で「正社員で管理職以外」「専業主婦・主夫」が各2割、「パート・アルバイト」「無職(専業主婦、学生以外)」が各1割強だった。

現在の仕事に対する満足度

現在の仕事の満足度を聞くと、「満足している」は59.5%、50代以上では6割を超えた。一方、不満に感じている人は4割弱、男性30代では5割弱見られる。「会社・法人の経営者・役員」「正社員で管理職」「公務員」は満足している人が各7割前後、「正社員で管理職以外」「派遣社員」では不満に感じている人が5割弱となっている。

現在の仕事において満足に感じる点は、「通勤時間、勤務地」(38.7%)が最も多い。以下「休暇日数、休みのとりやすさ」「労働時間」「仕事の内容、種類」「仕事の量」が続く。「通勤時間、勤務地」「休暇日数、休みのとりやすさ」は、女性が男性を10ポイント以上上回る。

不満に感じる点では、「給与水準」(37.7%)が最も多い。契約社員では「給与水準」「就業形態」「雇用の安定」、派遣社員では「通勤時間、勤務地」「就業形態」「雇用の安定」の順で多くなっている。有資格者(医者・弁護士など)や公務員では、「給与水準」の比率が他の層に比べて低い傾向にある。

希望する就業形態について聞くと、「正社員で管理職以外」が25.7%で最も多く、「パート・アルバイト、フリーター」「自営業」「正社員で管理職」が各1~2割弱で続く。男性20代以上と女性10~30代は「正社員で管理職以外」、女性40代以上では「パート・アルバイト、フリーター」が最も多い。

希望する就業形態

現在の就業形態を今後も希望する人は、「自営業」「有資格者」「会社・法人の経営者・役員」「正社員」「公務員」で各6~7割。契約・派遣社員では4割弱が「正社員で管理職以外」、専業主婦・主夫では3割が「パート・アルバイト、フリーター」を希望している。