整体師の大山奏です。暑い日には冷房の効いた部屋でトレーニングをしたくなりますよね。もちろんそれもOKですが、「冷房が効いているから大丈夫」と水分補給を怠ると危険なので注意してください。また、汗が冷えてしまう可能性もあるので、設定温度は高めにしておきましょう。
今回は、片手バランスクランチをご紹介します。
通常のクランチの状態からスタートします。片手を真横に伸ばします。
軸がぶれないようにゆっくり行う
しっかりと正しいクランチの姿勢をとったら、片手をゆっくりと体の真横に伸ばします。このとき、体幹にしっかり力をいれていないと、バランスを崩して倒れてしまいますので気をつけてください。
片手を横に伸ばした状態で5秒間キープします。手を元に戻すときにも動作はゆっくりと行います。速く動いた方が簡単に思えるかもしれませんが、軸がぶれないようにするには、動きはゆっくりの方が行いやすいです。
腰が落ちるのはNG
クランチでは、毎回注意をしているように「腰の高さ」に気をつけてもらいたいです。そのため、腰が落ちるのはNGです。体をどんな風に動かしても、かかとや腰、肩、頭が一直線になるように保ち続けましょう。
手は必ず真横にあげます。前や後ろにあげてしまわないように注意してください。また、片手を浮かせると骨盤の高さが平行でなくなってしまいやすいですが、骨盤は床と平行を保つようにしましょう。
左右5回ずつ、2セットからスタート
まずは左右5回ずつを目安にしてみてください。基本セット数は2回くらいですが、自分の筋力に合わせて調整してもOKです。慣れてきたら、真横に伸ばした手を少しずつ上下に動かしてみましょう。ただし、体のラインや骨盤の高さが変わってしまうのはダメですよ。
左右同じ数ずつトレーニングをしていても、人の体は左右対称にはなかなかなりません。難しいと感じる方を少し多めに行うことで、全身の筋肉のバランスがとれてきます。
クランチは体幹トレーニングの基礎の基礎です。色々な応用型がありますが、基本の形をしっかりと守ったまま行うことが重要です。初心忘るべからずですね!
筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。