8月と言えば夏休み。夏休みといえば、小学生のころ宿題で工作をした思い出がある方も多いでしょう。大人になると工作をする機会はなかなかないものですが、せっかくの夏休みですから、子どものころを思い出して工作にチャレンジしてみませんか?

今回は、工作好きの集まりである「文具工作部隊SKIP」の隊長として、日々さまざまな文房具を工作している「自称工作師」さんに、仕事でも大活躍する「オリジナル付せん」の作り方をレクチャーしていただきました!

まずは工作の道具を揃えよう

今回付せん作りに使用した道具たち

用意するもの
・ノーブルメモ B7 方眼(ライフ)
・ピットテープM 貼ってはがせる仮止めタイプ(トンボ鉛筆)
・お好きなスタンプ&スタンプ台
・お好きな水性ペン
・はさみ
・定規

オリジナル付せんを作るのに必要なものはこれだけ。メモ帳は「ノーブルメモ」がなければ、お好きな方眼タイプのメモ帳でもOKです。

ただし、自称工作師さん曰く、テープのりは「ピットテープM 貼ってはがせる仮止めタイプ」をぜひ使ってほしいとのこと。各社の貼ってはがせるタイプのテープのりやスティックのりをいくつも試してみたところ、こちらの「ピットテープM貼ってはがせる仮止めタイプ」がもっとも自作付せんにちょうど いい粘着力と使い心地だったということです。

自称工作師さんに実際に作ってもらいました!

さっそく工作にトライ!

それでは、さっそくオリジナル付せん作りを開始しましょう!

1)メモの方眼に沿って、水性ペンで作りたい付せんの大きさに合わせた線を引きます。

2マス×8マスのサイズに線を引いたもの

2)お好きなスタンプを押していきます。

枠に合わせてタグモチーフのスタンプを押したり……

小さなサイズの付せんは枠からはみ出て押しても素敵に仕上がります

3)はさみで縦半分に切り、粘着させたい側にテープのりを2列ひきます。

1列だと粘着が弱く、3列だと強すぎるため、2列がベスト

4)はさみでひとつひとつ切り離し、重ねていきます。使う時にはがしやすいように、少しずつずらして重ねるのがポイント。

自称工作師さん、さすがの手際の良さ。6年以上この付せんを作り続けているそうです

5)完成!

今回は4サイズの付せんを作りました

会社で使えば仕事のやる気もUP!?

「自分で作れば好きなサイズ、好きなデザインの付せんを手に入れることができます」と自称工作師さん。今回は付せんを作りましたが、どんな文房具を工作するときも「ないものは自分で作る」の精神でどんどんチャレンジしてほしいとのこと。自分で作り方を考え抜いて工作した文房具は、愛着が湧くこと間違いなし。会社で使えば仕事も更にやる気が出そうです。

厚紙とマスキングテープで台紙を作り、収納するのもおすすめです

トレードマークのヘルメットをかぶり、笑顔の自称工作師さん

「先入観にとらわれず、あったらいいなと思う文房具があれば失敗を恐れずに工作してみてください。そしてもし、工作で行き詰まったら、周りの仲間に相談してみましょう。相談する相手がいなければ、ぜひ『文具工作部隊SKIP』に入隊を! いつでも隊員を募集中ですよ!」(自称工作師さん)

さあ、あなたもこの夏は文房具の工作にチャレンジしてみませんか?

【今回使用した文具】
トンボ鉛筆「ピットテープM 貼ってはがせる仮止めタイプ
ライフ「ノーブルメモ B7 方眼

【お話を聞いた人】
文具工作部隊SKIP


まき(福島槙子)
文房具の魅力を発信するウェブマガジン「毎日、文房具。」副編集長。文具プランナーとして文房具の情報を発信している。その人その人にぴったりの文房具を見つけるお手伝いや、日々の生活に役立つ文房具、主婦目線での文房具の使い方をご提案。レディのための文具ユニット「文具lady.」としても活動中。