初めてのバーベキュー。炭を使って火をおこしたいけどどうやればいいの? ここでは安全で効率的な正しい炭火の着火方法を覚えておきましょう。教えてくれたのは日本で唯一のBBQ芸人 たけだバーベキューさんです。
基本的な炭火のおこし方
用意するものはバーベキューコンロと木炭、着火剤、ライター、グローブ、うちわ (炭をあおぐもの) です。
まず着火剤 (ここでは「文化たきつけ」を使用) が一番下になるようにバーベキューコンロに並べます。初心者の場合は着火剤の量を多めにするのがポイントです。
続いて木炭を並べます。木炭が大きすぎる場合はハンマーなどで砕いて小さくしてから使用します。
炭は高く、上に積み上げていきます。そうすることで上昇気流が生まれるので火をおこしやすくなります。また、空気の通り道を作るのもポイントです。
炭を積み上げたらライターで着火剤に火をつけます。着火剤に火がついたら、できるだけ炭を動かさないようにして、その場を離れずジーッと待つのがベスト。
うちわなど、風をおこせるものを使って炭をあおぎます。そうすると酸素が送り込まれるので、火の勢いが増します。
こうして炭に火がつくまで (環境にもよりますが15~20分ぐらいが目安) 待ちます。炭が白くなってきたら火おこしの完了です。
なお、炭に火がついた後に着火剤を注ぎ足すのは大変危険な行為ですので "絶対に" やらないでください!!
炭火の基本的なおこし方をたけだバーベキューさんに教えてもらいました
アドバイスしてくれたのは……
バーベキューをこよなく愛する日本で唯一のBBQ芸人。狩猟免許と銃砲所持許可も有しており、雑誌や本・舞台・テレビ・ネットコンテンツ・イベントなど多方面で活躍中。豪快なバーベキューレシピを披露する一方、誰でも簡単におしゃれで盛り上がるバーベキューレシピも提案し、BBQを通してコミュニケーションを広げる活動を展開している。著書に「豪快バーベキューレシピ」(池田書店刊)などがある。
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