JR北海道は6日、上川~遠軽間で終日運転見合わせとなっている石北本線の今後の運転計画を発表した。路盤が流出した下白滝~丸瀬布間の復旧工事と試運転は8月8日昼頃までに完了。同日の特急「オホーツク6号」から運転再開予定としている。
石北本線下白滝~丸瀬布間の路盤流出は8月1日早朝、保線係員によって発見され、同日から上川~遠軽間のすべての列車が運休に。札幌~網走間の特急「オホーツク」、旭川~北見間の特別快速「きたみ」も全区間運休となり、代わって札幌~旭川間の臨時特急列車2往復、旭川~網走間の代行バス2往復、旭川~生田原間の代行バス1往復が運転された。8月7日も臨時特急列車・代行バスともに同じ本数で運転される。
当該箇所では復旧工事が進み、試運転を経て安全確認を完了した後、8月8日昼頃から列車での運転が再開されることに。同日は札幌駅7時21分発の下り臨時特急列車と旭川駅9時30分頃発の代行バス、網走駅9時30分発の代行バス(旭川駅でL特急「スーパーカムイ32号」と接続)を運転。再開後の初列車は、上りが特急「オホーツク6号」(網走駅13時29分発)、下りが特別快速「きたみ」(旭川駅15時5分発)となる予定だ。
運転再開後も車両運用の都合上、一部普通列車に運休が発生する見込み。なお、今後の進捗状況によっては、運転再開時期が変更になる場合もあるとのこと。