西日本鉄道は8日、高校生が開発した加工食品を生徒自ら車内販売するイベントを観光列車「旅人 -たびと-」車内にて実施する。

西日本鉄道の観光列車「旅人 -たびと-」

販売する加工食品は、福岡県立福岡農業高校食品科学科の生徒たちが学習の一環として商品開発したもの。レトルトカレー「カレーに合格する梅(ばい)」は、生徒自ら収穫した梅をジャムやペーストに加工して使用し、さっぱりとした味わいに仕上げた。海苔佃煮「ノリに乗って合格する梅(ばい)"うめのり"」は、太宰府産の梅ペーストと有明海の海苔を混ぜ合わせた新感覚うめ海苔ペーストに。「高校生がつくった万能タレ」は、同校食品科学科秘伝の焼肉タレをベースに開発した、幅広い料理に活用できる調味料となった。いずれも定価は540円だが、「旅人」車内に限り500円で販売する。

車内販売は西鉄福岡(天神)駅9時46分発太宰府行「旅人 -たびと-」の3号車車内で実施。大宰府駅到着後、駅売店に場所を移して10時30分から15時頃まで商品PRと販売を行うという。