日よけのない場所でのバーベキューで便利なヘキサタープ。必要な道具は支柱となるポール2つとロープ、ペグだけなので持ち運びに便利です。ただ、設営にはコツがいるため初心者がひとりで作業するのはちょっと大変かもしれません。ここでは国内唯一のBBQ芸人 たけだバーベキューさんにタープの設営方法を教えてもらいました (動画アリ)。
支柱を立てる
収納袋からヘキサタープの道具 (写真左からハンマー、ポール、ペグ、自在金具 (プラスチック) 付きのロープ) を取り出して地面に並べます。ハンマーはペグを打ち込むために必要なのですが、あらかじめ用意しておきましょう。
まず、支柱となるポール2本を組み立てます。それぞれゴムが付いている方が下 (地面側)、突起がある方が上 (タープ側) です。
タープを広げて中心部の両端にポールを配置します。
続いて支柱用のロープ2本を用意します。それぞれロープの中心にポールを引っ掛けるための輪っかがありますので、ここを見つけてロープを広げます。広げたロープはそれぞれポールのところに置きましょう。
ポールの先端をタープの中心部両端の穴に差し込み、ポールをタープの下に置きます。
ポールの先端に、ロープの輪っか部分を引っ掛けます。
続いて、支柱を立てるため2本のペグを打ちます。ポールの先端部を中心として、それぞれ斜め45度の位置にロープを広げ、ペグを打ち込みます。その際、ペグを地面に対して垂直に打ち込むのではなく、斜め45~60度の角度で打ち込むとタープが安定します。
ペグを打ち込んだら、ロープの端の輪っか部分をペグに引っ掛けます。もう一方のペグも、このようにして打ち込みましょう。
2本のペグを打ち込んでそれぞれロープを引っ掛けたらポールを立てます。
ポールを立てたら、自在金具でロープのテンション (張り) を調整します。
もう1本のポールに対してもこの作業を行い、2本の支柱を完成させます。
屋根を作る
2本の支柱を立てたら、屋根を作ります。タープの端にある穴にロープを結びましょう。
ペグを打ち込んでロープを引っ掛けたら、自在金具でテンションを調整します。
この作業を4カ所で繰り返し、タープの張り具合を調整して屋根を完成させます。
慣れると数分で設営できるようになりますので、ぜひトライしてみてください。
ひとりでタープを張る方法をたけだバーベキューさんに教えてもらいました
アドバイスしてくれたのは……
バーベキューをこよなく愛する日本で唯一のBBQ芸人。狩猟免許と銃砲所持許可も有しており、雑誌や本・舞台・テレビ・ネットコンテンツ・イベントなど多方面で活躍中。豪快なバーベキューレシピを披露する一方、誰でも簡単におしゃれで盛り上がるバーベキューレシピも提案し、BBQを通してコミュニケーションを広げる活動を展開している。著書に「豪快バーベキューレシピ」(池田書店刊)などがある。
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