Peach Aviation(以下、Peach)は8月6日、2012年3月の就航以来の累計搭乗者数が1,000万人を達成したことを発表した。
Peachは就航から2年余りで黒字化を達成し、2015年3月決算では2年連続の増収増益を実現している。今回の1,000万人を達成に関して代表取締役CEOに井上慎一氏は、「エアラインビジネスを展開するために最も大切なことは、単に事業規模の拡大を追及するのではなく、事業規模の拡大とともに、高い運航品質を大前提とした、確実に利益を生み出す仕組みを構築することだと考えています。これにより、安全運航を絶対としながら365日低運賃を安定的に実現することができ、多くのアジアのお客様に安心してご利用いただくことができると確信しております」とコメントしている。
なお、Peachは8月8日には羽田空港に乗り入れ、東京(羽田)~台北(桃園)線を開設、8月28日には関西空港から4番目の九州路線となる大阪(関空)~宮崎線、9月4日には那覇空港から3路線目の国際線となる沖縄(那覇)~ソウル(仁川)線を開設する。
現在Peachは、7月22日の新機投入により全16機を運航している。搭乗者数は2012年に約150万人、2013年に約300万人、2014年に約360万人、そして2015年には420万人を予定している。