マザーファーストはこのほど、夫婦の呼び方や時間などに関するアンケート調査の結果を発表した。調査は8月4日、20代~40代の既婚女性を対象にインターネットで実施された。回答者数は58名。
夫婦互いの呼び方は「名前」が最多
調査ではまず、お互いをどのように呼び合っているのか教えてもらったところ、およそ半数が「下の名前、もしくは「くん」「ちゃん」付け(48.3%)」で呼び合っていることが判明。また、「パパ・ママ、おとうさん・おかあさん(20.7%)」と、親になって呼び方が変わった夫婦も2割いることがわかった。
その一方で、およそ1割の人が「あまり呼び合わない(10.3%)」と回答しており、会話がなく、あまり相手のことを呼ぶことがない夫婦も一定数いることがうかがえた。
55.2%が、夫婦二人の時間が減って「寂しい」
子どもとの時間は尊くて大切なものではあるが、そのために、夫婦二人で過ごせる時間が減ったことをどのように感じているか教えてもらったところ、半数以上が「寂しい(5.2%)」または「たまに寂しいが、少しだけでも二人の時間を取れればよい(50.0%)」と回答した。しかしながら、「寂しくない」という人も44.8%と、ご主人との時間はあまり必要ないと感じている人も多くいることが明らかとなった。
では、夫婦二人の時間はどのくらいあるのだろうか。「お子さんが寝ている時など、夫婦二人でお話ししたりテレビを観たりする時間はありますか?」と尋ねたところ、一日に「30分程度」と「2時間以上」が同率(25.9%)でトップとなった。次いで「1時間程度(20.7%)」と続き、多かれ少なかれ夫婦二人の時間を取っている人が多数いることがわかった。一方で「夫婦二人だけの時間はない」という人も17.2%と割と多かった。
77.6%が「産後、夜の夫婦生活が減った」と回答
次に、「夜の夫婦生活」について調べたところ、実に77.6%もの人が「減った」と回答。理由として、「旦那は仕事で疲れ、私は家事育児で疲れているので、二人とも子供と一緒に寝てしまう」(25~29歳)、「育児、家事に仕事でそんな時間があるなら寝たい…」(30~34歳)、「子供がいつ起きるかわからないから、なかなかそういう雰囲気にならない」(30~34歳)など、お互いに疲れていることや、子どもに関する理由が寄せられたほか、「もう無理」(40~44歳)、「夫への愛情がなくなった」(30~34歳)、「恋人というより、"自分の一部"という感じで、性的な対象としての興味がなくなってしまった」(30~34歳)など、夫に対する気持ちの変化を理由に挙げる人も目立った。
一方、産後も夫婦生活の回数は「変わらない(20.7%)」と回答した人からは、「子供が寝てからなので、特に変わらない」(25~29歳)、「子供が増えても特に変わりません。私は家事や子育てで疲れてるので少し減らしてほしいのですが……旦那の要求を断ると機嫌が悪くなるので仕方なく相手してます」(35~39歳)、「子供がいても夫婦生活は欠かせない。好きだからする」(20~24歳)といったコメントが寄せられた。