愛知銀行は8月4日、ローソンと連携して、違約金請求権に質権設定することで、コンビニエンストア店舗建築に伴う造成費用を融資したと発表した。
保証金や不動産担保に依存しない新たなスキーム
ローソンにとっても全国初の事例となるという。このたびの取組みは、ローソンと連携し、保証金や不動産担保に依存しない新たなスキームであり、貸主・借主双方の資金効率の向上に繋がるとしている。
愛知銀行は、これからも地域の顧客の役に立てるサービスの提供・提案を行っていくとしている。
スキーム概要
違約金請求権に質権を設定することで融資取組みを決定
(1)不動産有効活用を考えていた不動産所有者と、新規出店を考えていたローソンが事業用定期借地契約を締結(建物はローソンが建築)
(2)資金効率を上げたい双方から、新たなスキームでの資金調達について相談
(3)ローソンと不動産所有者との間で締結された事業用定期借地権の解約に伴う違約金請求権に質権を設定することで融資取組みを決定