ファーストリテイリングは4日、2015年7月度の国内ユニクロ売上高(速報)を発表した。それによると、7月の既存店売上高は前年同月比1.5%減となり、2カ月連続で前年を下回った。

月次データ(出典:ファーストリテイリングWebサイト)

客数も2カ月連続減少

7月は、梅雨の影響で前半の気温が低かったため、夏物全般の販売が苦戦し、既存店売上高は前年より減少した。

直営店の売上高は同1.4%減、直営店とダイレクト販売の合計売上高は同1.2%減と、ともに2カ月連続で減少した。

客数は、既存店が同6.1%減、直営店が同6.0%減、直営店とダイレクト販売の合計が同5.6%減と、いずれも2カ月連続で減少した。

客単価は、既存店が同4.9%増、直営店が同4.9%増、直営店とダイレクト販売の合計が同4.7%増と、いずれも22カ月連続で増加した。

なお、既存店は前期期首から期末まで通年で稼働した店舗。直営店は既存店と前期末時点での稼働が1年未満の店舗、当期新規出店分の合計となる。