いえ・まち・くらしの情報サイト「at home VOX(アットホームボックス)」はこのほど、「同棲」についての調査結果を公表した。同調査は、全国の20代から50代の男女を対象に、6月12日から14日にかけてインターネットリサーチで実施。500名の有効回答を得た。
同棲は結婚の参考になる?
「恋人との同棲経験」について聞いたところ、「同棲したことがある」は全体の27.0%だった。
男女・年代別に見ると、最も同棲経験者が多いのは30代女性で37.1%、最も少ないのは20代男性で14.5%だった。
同棲したことがある人に対して「その同棲相手とどうなったか」を聞いた。その結果、48.9%と約半数が「結婚した」と答え、「別れた」という43.7%よりも多かった。
同棲後に結婚した人へ「同棲経験が結婚の理由になったか」と聞いた。その結果、女性は「はい」が54.3%なのに対し、男性は「はい」が38.7%だった。さらに同棲後に別れた人へ「別れた原因やきっかけが同棲生活にあったか」と聞くと、男女ともに約4割が「はい」と回答した。
同棲経験者に「特に気になったり我慢できなかった相手の行動や生活スタイル」についてエピソードを聞いた。最も多かったのは「性格の不一致」について。続いて多かったのは「生活習慣の違い」。具体的には「自分があまり興味のない音楽を、ほぼ24時間かけ続けられた」「電気などを消さない」「裸でうろうろする」「仕事の関係上、生活スタイルが異なり、食事時間や就寝時間がずれていた」などの声が寄せられた。
「恋人と同棲をするべきかどうか」を聞いたところ、「同棲するべき」と考えている人は35.0%、「同棲するべきではない」と考えている人は22.0%だった。
年代別では、20代は肯定派が半数を超え、年代が上がるにしたがって徐々に肯定派が減っていった。