エン・ジャパンは4日、「ミドル市場価値の磨き方」に関する調査結果を発表した。期間は、6月4日~17日。対象は、転職コンサルタント123名。

ミドル人材の市場価値の判断、転職コンサルタントは「人間性」が最多

「スキル」「仕事の成果」「人間性」のうち、「ミドル人材の市場価値を判断する際に一番重視しているポイントは何か」を聞いた。結果、41%で「人間性」が最多となった。以降、「スキル」が32%、「仕事の成果」が27%となった。

ミドル人材の市場価値を判断する際に「人間性」「スキル」「仕事の成果」、それぞれの重視しているポイントについて伺った。

「人間性」においては、「変化への適応力」が45%で最多となった。続いて、「立てた目標に対する達成意欲」(43%)、「業務に対する目的意識」(37%)が上位となった。

「ミドル人材の市場価値を判断する際に 『人間性』について重視しているポイントは何ですか?」(上位3つを回答)

「スキル」では、75%で「現在の職種に関する専門知識」が最多だった。以降、「マネジメント能力」(53%)、「在籍業界に関する専門知識」(52%)と続いた。

「ミドル人材の市場価値を判断する際に 『スキル』について重視しているポイントは何ですか?」(上位3つを回答)

「仕事の成果」では、74%で「仕事の業績・結果そのもの」が最多となった。次いで、「仕事を通じて担った役割・責任」(65%)、「仕事に関する取り組み方・考え方」(50%)が上位にランクインした。

「ミドル人材の市場価値を判断する際に『仕事の成果』について重視しているポイントは何ですか?」(上位3つを回答)