ソフトブレーンは3日、ソフトバンクロボティクスとフランスのALDEBARAN Robotics SASが共同開発した感情認識パーソナルロボット「Pepper」を導入し、ロボットを使った営業活動データの新たな活用方法に取り組むと発表した。これに先駆け、2015年8月1日付で「ロボティクス推進チーム」を設立した。

Pepperが受付ロボットに!

同社は、Pepperを新たなデバイスととらえ、営業支援システム(SFA/CRM)「eセールスマネージャーRemix Cloud」に蓄積されたデータをPepperで活用することで、新しい営業スタイルと価値を生み出す試みを行う。

「Pepper」受付イメージ

第1弾として、「eセールスマネージャーRemix Cloud」のデータを活用した受付システムを開発し、2015年10月より運用を開始する予定。具体的には、「eセールスマネージャーRemix Cloud」のスケジュールデータから、来社予定の顧客名と担当者名を自動的にPepperに表示し、来社の際、担当者に連絡が入るような仕組みを計画している。また、担当者が来るまでの時間に、会社やサービスなどの紹介や、天気・地図情報など顧客ニーズに沿った情報提供も検討しているという。