整体師の大山奏です。これまでに体幹トレーニングのいろいろな方法をご紹介してきましたが、自分にあった方法はもう見つかったでしょうか? 自分に最も効くトレーニングを見つけてみると、楽しく続けられるかもしれません。ただし、ずっと同じトレーニングばかりでは、体全体をバランスよく鍛えるのが難しいので、たまには難易度の高いものにも挑戦してみてくださいね。
今回は、脇腹の体幹トレーニングをご紹介します。
横向きで寝ころび、両手を前に出した状態からスタートします。上の手を顔の前につき、脇腹の部分だけを少し浮かせます。
脇腹をゆっくりと上下動させる
寝転んだ状態で、脇腹だけを上げていきます。体で力を入れるのはその他にはありません。何度もテンポよく上げては下ろしを繰り返すのではなく、一度上げたら3カウントくらいそのままの状態を保ったままにしてから、ゆっくりと下ろします。
しっかりと脇腹が浮いているのかどうかがわからない場合には、顔の前についた手をおなかの下に差し込んでみましょう。床とのすき間が3センチ以上あいていればOKです。
手の力を使って持ち上げるのはNG
このトレーニングは動きがごくわずかしかありません。ですが、きちんと行えばかなり効いてくるので頑張ってみてください。注意点としては、手の力を使わないことです。
上側の手を床についてはいますが、手で床を押して体を持ち上げることがないようにしましょう。手は体が前後に倒れないよう、バランスを取るためだけに使います。
左右10回ずつからトライ!
最初は左右10回ずつ行ってみてください。楽にできるようなら、回数を増やしてもいいです。ただ、脇腹が上がっている状態でキープする時間が短くなってしまわないよう、注意しましょう。
このトレーニングは最初、どこに力を入れればいいのか分かりにくいかもしれません。脇腹だけでなく、おなか全体に力を入れてみると、だんだんとコツがわかってくると思います。
体幹を鍛えることによって、基礎代謝が高まりやせやすい体になります。できれば朝の数分を使って体幹トレーニングを行ってみてください。体が目覚め、その日の代謝を高めやすくなりますよ。
筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)
スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。