新型Apple TVの噂が再び持ち上がっている。同件を報じているのは前回の3月のときと同じBuzzFeedで、9月のiPhoneイベントのタイミングでの発表が見込まれるとの関係者の話を紹介している。また、これに付随する形でサブスクリプション型のTV配信サービスの噂も以前から出ており、おそらく両者はセットでの提供の可能性が高いとみられている。
前回BuzzFeedは、WWDCでApple TV新製品が発表されることを示唆していたが、結局今年の同開発者会議ではTVサービスに関することは何も報じられなかった。BuzzFeedによれば、WWDCの発表は新OS発表に主軸を据えるために直前にキャンセルとなり、代わりに製品のブラッシュアップを行った形で改めて秋での発表を計画しているのだという。
新型Apple TVはいわゆるセットトップボックス(STB)型の製品になるとみられるが、同誌では3月に報じた噂から変更はほとんどなく、よりスリムで洗練されたシャーシにApple A8チップを内蔵、内蔵ストレージの容量を増やし、Siriによるコントロールに対応。新しい要素としては、タッチパッドを使った操作に対応したリモコンが用意されることになるという。
そして新型Apple TVに関して最も気になるのがゲームなど対応アプリの数々や、サブスクリプション型といわれるTV配信サービスへの参入だ。これについてはNBC以外の大手TV局との交渉が進んでいるといった話が出てくるが、こちら潜在的なパートナー企業が多数いる関係で、もし実際に9月のタイミングで発表されるのであれば、8月中には何らかの発表が行われる可能性がある。