のどが渇いた時の炭酸飲料の味わいは格別! ということで、家庭でできる「ジンジャーエール」を定番ドリンクに加えてみませんか? ピリッとしたしょうがの刺激と爽やかな香りのジンジャーエールは、市販品とは違ったおいしさです。今回は手に入りやすい材料ですぐできる簡単バージョンを紹介します。

手作りジンジャーエール

ジンジャーシロップを作る

<材料>

しょうが 100g

砂糖 100g

はちみつ 50g

レモン汁 大さじ2

水 500cc

材料

しょうがはよく洗い、皮ごと薄切りにします。鍋にしょうがを入れ、砂糖とはちみつをまぶして30分ほど置きます。

しょうがは薄切りに

砂糖とはちみつをまぶします

30分ほど経つとしょうがから水分がかなり出てきます。水を500cc加えて火にかけます。沸騰したら弱火にし、そのまま20分ほどコトコトと煮つめます。

水分がしょうがからたっぷり出てきます

約20分加熱したら、火から下ろします。水分はだいたい半分くらいに減っているはずです。その後、レモン汁を加えます。しょうがシロップはこれで完成。粗熱をとったら瓶などに詰めて、冷蔵庫で保存します。

約20分弱火で煮詰めます

瓶などに入れて保存します

ジンジャーエールを作るために炭酸水を用意します。シロップの3倍の量の炭酸水で割るとジンジャーエールの完成です。炭酸の刺激が苦手な人は、炭酸水ではなく水で割って飲むのもオススメです。甘いタイプが好きな人ははちみつを加えるか、サイダーなどで割ってもいいでしょう。

炭酸水で割ると、ジンジャーエールの完成です

ジンジャーティーやしょうが焼きにも

ジンジャーシロップは、紅茶に入れるとしょうがの香り豊かなジンジャーティーになります。また、炭酸水の代わりにビールを使えば、簡易版ビアカクテル「シャンディ・ガフ」の完成。

その他、しょうが焼きやポーク・ジンジャーを作る時にも使えるので、一度ジンジャーシロップを作っておくと重宝しますよ。冷蔵庫で1カ月は持ちますが、筆者宅ではその前になくなってしまうことがほとんどです。

ビアカクテルも簡単にできます

今回はしょうが、レモン汁、砂糖、はちみつだけのシンプルな組み合わせで作りました。煮るときに、鷹の爪 (唐辛子) を1/2本分加えると、さらにドライなのどごしの大人向きジンジャーエールになります。シナモンスティック(1/2本)やクローブ(3粒)を加えると、より風味がアップ。シナモンスティックは高価なので、粉状のシナモンパウダーを使えばお手軽だと思います。

シナモンスティックやクローブを入れて風味豊かに

執筆:麦原 ケイ (ベル・エキップ)
猫とビールと唐揚げとコーヒーが好きな神奈川県・横浜在住の主婦ライター。

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