エン・ジャパンは、同社が運営する「エン転職コンサルタント」上で、サイト利用者1,380名を対象に「サーバントリーダー」についてアンケートを実施した。調査期間は5月1日 ~31日。

6割以上が現在の上司はサーバントリーダーではないと回答

「サーバントリーダーシップ」とは、目標に向かってまい進する部下や仲間を支援するリーダーシップのことを指す。30歳以上の転職希望者に「サーバントリーダーと牽引型リーダーどちらと働きたいですか」と尋ねたところ、77%が「サーバントリーダー」と回答した。

サーバントリーダーと牽引型リーダーどちらと働きたいですか

現在(もしくは直近)の職場の上司がサーバントリーダータイプあったか聞くと、6割以上が「いいえ」と回答した。一緒に働きたいのはサーバントリーダーという答えが多かったが、実際の上司は異なり、理想と現実では異なる状況にあることがわかった。

現在(もしくは直近)の職場の上司がサーバントリーダータイプでしたか?

サーバントリーダーの良いところについて尋ねると、「メンバーが活躍しやすい環境が作れること」(57%)という回答が最も多かった。企業・組織にサーバントリーダーがいるメリットについて聞くと、上位には「メンバーが活躍しやすい環境を作り出せる」(51%)、「メンバーが自主自立をした動きをするようになる」(50%)といった回答が並んだ。

企業・組織にサーバントリーダーがいるメリット