ウエディングパークはこのほど、「女性の年齢」に関する調査結果を発表した。調査は7月10日~15日、20代~30代の女性109名を対象にインターネットで行われた。
女性21.1%が「エイジハラスメントの経験」アリ
「職場で年齢による差別を感じたことがありますか?」と質問したところ、4人に1人(21.1%)が職場で年齢による差別(エイジハラスメント)を経験していることがわかった。
具体的には、「なんでも『若くていいね、若いから何でもできるよね』などと言われる。私だって疲れるし、できないこともある」(30代前半)、「若い子の気配りや積極性が足りないと『ゆとり世代は…』と年上の方に陰で言われている」(30代前半)、「上司から『もうそろそろ結婚する相手がいるんでしょ?』などと言われることが多々あった」(30代前半)、「新入社員として入社した年はとてもちやほやされ、あちこちから飲み会のお誘いがあったが、年数を重ねるごとに減少」(20代後半)といったエピソードが寄せられ、それぞれの年齢で感じる「エイハラ」の違いが読み取れた。
約8割の女性が「年上男性が好き!」
次に、年上と年下、どちらの男性が好みなのか尋ねたところ、約8割の女性が「年上(35.8%)」「どちらかと言えば年上(44.0%)」と回答した。
年上男性が魅力的な理由としては、「年上はやはり頼りになると思うし、結婚したら頼れる方が楽! 自分のパートナーが年上ではないので、頼りなく、私が頼られている…」(30代前半)、「私自身が面倒見が良くないタイプなので、相手は、しっかりした大人の方が一緒にいやすい」(30代後半)、「甘えられそう! 私には弟がいるので、年下だと弟のように見えてしまう」(30代前半)、「自分より経験豊富で、キャパが大きい人が多いと感じるため。年下にはどうしてもお姉さん気質になって、疲れてしまう」(30代後半)、「同い年の男友達を見ていると、頼りなく感じてしまう。年上=頼りがいがあるとは言い切れないが、社会人経験が長い分、頼れる人が多い気がする」(20代後半)とのこと。年上男性の魅力は「頼れる・甘えられる・人生経験が豊富」であることがわかった。
一方、年下男性はというと、「若くてエネルギーがあって、一生懸命」(20代後半)、「外見だけだと、若々しいほうが魅力的」(30代後半)、「今までは年上だったけど、今の年下の彼と出会って変わった。年下なのにいろいろ頑張ってくれるとかわいいと思う」(30代前半)、「年上の上から目線が少し嫌。どうせなら、年下男性に対してフレンドリーな関係を築きたい」(30代前半)、「年上の男性が自分よりできないことがあると残念な気持ちになるが、年下の男性が同じことをできない場合には、『いいよ、いいよ。』と許容できるので一緒にいてもイライラしにくい」(30代前半)といった魅力が挙げられた。
結婚する上で自身の年齢が気になる女性、8割超
「結婚をする上で、男性は女性の年齢を気にしていると感じたことがありますか」という問いに、2人に1人が「はい(50.5%)」と回答。また、自身の年齢を気にしたことが「ある」という人は8割以上(81.7%)にのぼった。
男性が女性の年齢を気にしていると感じたエピソードとして、「付き合っている彼女が30代だと『そろそろ結婚してやらないとな~と考える』と聞いたことがある」(30代前半)、「子供が欲しいと思っている人は、パートナーの年齢を気にしていると感じたことがある」(30代後半)、「独身の時に飲み会に行っても、女が年齢公開してからの男の態度が明らかに変わった」(30代前半)、「独身の男性に、40代のきれいな女性を勧めたところ『外見はタイプだけど、俺、子供欲しいから、もうちょっと若いほうがいいなー』と言われた」(20代後半)といったコメントが寄せられた。
一方、女性が自分の年齢を気にする理由は、「婚活サイトの区切りに20代限定などがあるため、20代、30代の壁が高いことを実感」(20代後半)、「息子を産んだときに、20年後を考えて自分の年齢が気になった」(30代前半)、「同じ事をしても疲れ具合がひどくなった。昔はオールしても肌がピンピンして元気だったのが、オールどころか夜中2時が限界で夜更かしした朝は肌も元気がない」(30代前半)、「30代に突入したので、言動に気を付け、服装も落ち着いた雰囲気のもの(年齢相応)にするように心がけている。というのも、周りで若作りのアラフォーの方がいるのですが、化粧が濃い、派手な格好が好きなど、見ていて心苦しい場面がある」(30代前半)といった声が寄せられた。