LINEは30日、SNSアプリ「LINE」のGoogle Chrome版を公開した。利用は無料。

「LINE」のGoogle Chrome版

従来、PCでLINEを利用するには、デスクトップ用ソフトウェア「PC版LINE」をPCにインストールする必要があった。今回公開されたChrome用の拡張機能「Google Chrome版ウェブアプリ」を利用すると、GoogleアカウントでGoogle Chromeにログインすることで、複数のPCでChromeからLINEを利用できるようになる。

「Google Chrome版ウェブアプリ」では、トークやスタンプ送信、グループ作成、友達追加機能などに加え、PCに表示されている画面を切り取って送信できるスクリーンキャプチャの送信機能、最大1GBまでのファイル送受信機能を用意。また、新機能として、自分用に文章や写真を保存できる「メモ」機能を用意した。メモ機能に保存したデータもGoogleアカウントに紐付けられるため、複数のPCからデータを確認できる。

一方、アカウントの新規作成や無料音声/ビデオ通話、絵文字の送受信、タイムライン、ノート・アルバム機能、スタンプショップ機能などは利用できない。

「メモ」機能

利用は、スマートフォン版で登録したメールアドレスとパスワードを入力することで、データが同期されログインできる。セキュリティ確保のため、自動ログイン機能は非搭載。毎ログイン時にスマートフォン版LINEに通知が届くほか、新デバイスでの初回ログイン時には、スマートフォン版LINEによる本人認証も必要となる。