セブン&アイ・ホールディングスは30日、ベトナムにコンビニエンスストア「セブン-イレブン」店舗を初出店すると発表した。2017年度内に1号店をホーチミン市内に出店する予定。

セブン-イレブン・ジャパンのノウハウ活用

ベトナムでのセブン‐イレブン運営会社はSeven System Vietnam。セブン&アイ・ホールディングスの完全子会社である米国の7-Elevenと、Seven System Vietnamはこのほど、マスターフランチャイズ契約を締結。セブン‐イレブン事業を展開することで、約9,000万人の人口を抱え、経済発展が目覚しいベトナムの流通業近代化と消費者の利便性向上を図るという。

セブン-イレブン・ジャパンは、世界のマスターフランチャイザーである7-Elevenとともに、エリア・ライセンシーへの支援を実施している。ベトナムについても、セブン-イレブン・ジャパンが独自に培ったノウハウを活用し、1号店の開店準備を含め、セブン-イレブン運営会社を支援する。

今後も、日米両社による連携を軸に、既存地域・新地域の両面でグローバル戦略を推進・強化してくとしている。