ソフトバンクの人型ロボット「Pepper」が企業内で応対する姿がみられるようになるかもしれない。ソフトバンクロボティクスとソフトバンクは、感情機能を搭載した人型ロボット「Pepper」の法人向けモデルとなる「Pepper for Biz」の申し込み受付を10月1日より開始する。月額税別5万5,000円×36カ月(計198万円)のレンタルプランが用意されている。
「Pepper for Biz」は、一般販売中の「Pepper」をベースに、受付や声かけなどビジネスに活用できる法人向けアプリを標準搭載したモデル。ビジネス向けのアプリをカスタマイズしたり、複数のPepperのアプリを一括管理したり、接客情報などを蓄積してマーケティングに活用するための「Pepper for Bizプラットフォーム」が提供される。
サポート面では、電話やWebの専用窓口を設置するほか、故障時にはユーザー側の非がない限り何度でも交換対応するという。今後は、オプションとして「Pepper for Biz」導入のためのコンサルティングや独自アプリの開発、追加サポートサービスなども提供する予定としている。
料金プランは、月額5万5,000円×36カ月、合計198万円のレンタルプランのみ。36カ月間の契約となり中途解約はできない。契約期間終了後、本体は返却する。また、別途ロボット手続き手数料9,800円が必要となる。