タレントのビートたけしが29日、都内で行われた「予防医学のアンファー新企業CM発表会」に出席した。
オリジナルのエイジングケア商品を展開するアンファーは、ビートたけしを器用した新企業CM「エイジングサイン」篇と「人生を楽しむ医学」篇を8月1日よりオンエア。人々のエイジングサインに敏感に気づく企業キャラクター「アンファーマン」が、ビートたけしに健康についてのアドバイスをする内容となっており、演出にはビートたけしの盟友・テリー伊藤が担当している。
たけしは「周りで(アンファーの)社長はやり手だから今からくっついていた方がいいという話になり、チャンスを逃すまいと思いました」と報道陣を笑わせながら、「このCMが好評になって、3弾目4弾目と連発したいね」と次回作にも意欲満々。10年ぶりに仕事をしたテリー伊藤については「テリーさんとは『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』でたこ八郎を人体実験したりしてましたから、テリーさんが演出で大丈夫かなと(笑)。でもちゃんとテリーさんも考えていて、危ない作品を作っていただいて面白かったですね」と満足げだった。
今年で68歳となるたけしだが、「相当ベテランになってきて、『あいつがいるからレギュラーがないんだ』って言われる立場だけど、ずっと居座ってやろうかな。頭も身体も一等賞を狙ってないと一瞬で仕事がなくなる。適度な仕事は考えられないので、今のところはなるべく維持したいし、昔の落語家さんみたいに死ぬまでやりたいね」と生涯現役宣言。監督業については「この前の映画(『龍三と七人の子分たち』)は自分としては大ヒット。もう1回作れるかな」と意欲を見せつつ、俳優としても「色んな監督からオーダーがあるけど、そのために準備もいるので早めに体制を作らないとね」と話していた。