JR西日本は8月1~22日、山陽新幹線の6つの駅で「非常停止ボタン告知キャンペーン」を実施する。山陽新幹線公式キャラクター「カンセンジャー」もキャンペーンに参加するという。

山陽新幹線公式キャラクター「カンセンジャー」

このキャンペーンは、非常停止ボタンの存在と機能を周知することで正しい取扱い方法を知ってもらい、人身事故などの発生を未然に防ぐことを目的として展開するもの。各駅で約1時間程度実施する予定で、非常停止ボタンの模擬装置を用意し、駅利用者に操作方法を体験してもらう。あわせて応急手当普及員の資格を持つ社員が自動体外式除細動器(AED)の操作方法や心配蘇生法などを説明し、参加者に体験してもらうコーナーも設ける。

その他、人や物が線路に落ちた際には非常停止ボタンで知らせるように呼びかけるリーフレットを作成し、体験啓発活動中にコンコースを通行する利用者に配布する活動も行うとのこと。8月1日13時から広島駅連絡こ線橋イベント広場で実施するのを皮切りに、週末を中心に岡山駅、小倉駅、博多駅、新神戸駅、新山口駅の順に実施する。