経済産業省 資源エネルギー庁が29日に発表した石油価格調査(27日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.0円安い142.5円となり、3週連続で値下がりした。なお、下げ幅は前週より0.2円縮小した。
約半年ぶりに全47都道府県で値下がり
原油価格の下落に伴い、石油元売り会社が卸売価格を引き下げたことなどが影響した。都道府県別に見ると、2015年2月2日以来、25週ぶりに全47都道府県で値下がりした。最も高かったのは鹿児島県の150.3円(前週151.0円)で、次いで長崎県の150.1円(同150.9円)、高知県の149.4円(同152.4円)となった。
ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.9円安い153.4円と、3週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格も前週より0.8円安い121.2円と、同じく3週連続で値下がりした。
灯油18リットル当たりの店頭価格も前週より6円安い1,530円と、こちらも3週連続で値下がりした。