Motorolaは7月28日(米国時間)、Moto Xシリーズの第3世代スマートフォン「Moto X Play」と「Moto X Style」を発表した。 Moto X Playは8月に欧州、中南米、カナダなどで発売、Moto X Styleは9月に北米、欧州、中南米で発売する。

Moto X Play

Motorolaは手頃な価格帯で、ユーザーがビデオや写真、音楽、ゲーム、Webを思うままに楽しめるようにMoto X Playを設計した。容量3630mAhのバッテリーを内蔵し、最長48時間、動画再生など様々な機能を用いた使い方(Mixed usage)でも最大30時間のバッテリー動作時間を実現している。

ディスプレイは、5.5インチのフルHD(1080p、403ppi)ディスプレイで、カバーガラスはGorilla Glass 3。プロセッサは8コアのQualcomm Snapdragon 615(1.7GHz)、GPUはAdreno 405(550MHz)だ。RAMは2GB。f2.0レンズの2100万画素カメラ(背面)、500万画素カメラ(前面)、Wi-Fi(802.11 a/b/g/n)、Bluetooth 4.0LE、NFC、GPS、MicroSDカードスロットなどを備える。本体サイズは148×75×10.9ミリで、重さは169グラム。撥水コーティングが施されている。MotorolaのオンラインストアではMoto Makerを使ってストレージ(16GB、32GB)、バックパネルのカラー(7色)や素材などをカスタマイズできる。OSはAndroid 5.1.1 Lollipop。

Moto X Style

Moto X Styleはパワフルな性能と豊富なカスタマイズ性を兼ね備えたハイエンドモデルだ。競合する高性能製品よりも普及帯に近い価格になるという。たとえば、米国(Moto X Pureという名称で販売)では「399ドルから」となっている。

プロセッサは6コアのSnapdragon 808(1.8GHz)で、GPUはAdreno 418。RAMは3GB。ディスプレイは5.7インチのQuad HD(1440×2560、520ppi)で、カバーガラスにGorilla Glass 3を用いている。f2.0レンズの2100万画素カメラ(背面)、f2.0ワイドアングルレンズの500万画素カメラ(前面)、Wi-Fi(802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1LE、NFC、GPS、スマートブースト対応のステレオスピーカー、MicroSDカードスロットなどを備える。バッテリーは容量3000mAhで、Mixed usageでも充電することなく1日使用できる。また動作10時間分の充電を15分で行えるTurbo Chargingに対応する。本体サイズは153.9×76.2×11.06ミリで、重さは179グラム。撥水コーティングが施されている。MotorolaのオンラインストアではMoto Makerを使ってストレージ(16GB/32GB/64GB)、インレイ(18種類)、背面のカラー、素材などのカスタマイズが可能。OSはAndroid 5.1.1 Lollipop。