ビーズはこのほど、同社オフィス・インテリアブランド「Bauhutte(バウヒュッテ)」より、悩めるギタリストのために作られた椅子「ギタリストの椅子 GUITAISU(ギタイス) BM-112」を発売した。

「ギタイス」(各色1万8,200円・税別)

ギター演奏に適した機能が集結

同商品は、「跳ね上げ式肘掛け」「上下昇降機能」「ロッキング機能」を備え、ギターを弾くのに適したスペックを備えた椅子。20年以上ギターを演奏している同社社員の一言が基となり生まれた商品だという。

中学生の頃から床に座ってあぐらをかき、ギターを覗きこむように背中を丸めて練習をし続けていた同社員は、腰を痛めてバンド活動を断念。他にも多くのギタリストがこの社員のように首や背中、腰などに負担を感じているのではないかと考え、椅子に座って演奏できないものかと調査したところ、ギタリストは他にも様々な悩みを抱えていることが判明したという。

さらに、「椅子に座ると肘掛けが邪魔で演奏できない」「椅子もDTM機材の一部であり、慎重に選ぶべき」など、椅子に対して様々な見解を抱えていることが見て取れた。これらの経緯を踏まえ、現在あるいは将来的に腰痛と向き合うギタリストや、ストレス無く演奏・編集できる椅子を探しているギタリストへ、「いい椅子、いい音楽」というコンセプトを掲げ「GUITAISU(ギタイス)」を企画した。

椅子ごと仰け反って、泣きのチョーキング奏法(イメージ)

ギターを引く時に邪魔になる肘掛けは、手で持ち上げるだけで跳ね上がるタイプを採用。上下6cmの昇降が可能なガスシリンダーを搭載し、座面を高くしての弾き語りから、座面を低くして前のめりのリードギターまで自由に演奏できるよう狙った。また、可動角約15度のロッキング機能により、ブルースなどで行われる、泣きの仰け反りチョーキング奏法も椅子ごと行える。価格は1万8,200円(税別)。