マイボイスコムはこのほど、「お風呂」に関するインターネット調査の結果を発表した。同調査は5回目。6月1日~6日に実施。1万1,993件の回答を得た。

浴槽につかる人は6割弱

自宅で入浴する際に「浴槽につかる」人は、「季節に関係なく、いつも浴槽につかる」が40.6%、「季節に関係なく、浴槽につかる場合が多い」が15.5%で、合計56.1%となった。「シャワーのみ」と答えた人は18.8%、「夏場はシャワー、冬場は浴槽につかる」人が23.8%みられた。

「シャワーで済ませる」人が増加傾向

「入浴する時間帯」を聞いたところ、「就寝前」「夕食後」が4割前後。「朝起きた後」は10.0%で、男性30代以下で比率が高くなっていた。また、「シャワーで済ませる」人では「朝起きた後」が多く、「夕食後」が少なくなった。

「朝風呂」は少数派

「1回の入浴にかける時間」は「20分未満」が約半数、男性では6割強、女性では4割強で、浴槽につかる人では「20分以上」が5~6割、シャワーで済ませる人では「20分未満」が6~7割だった。

入浴に期待することは「リラックス」

「入浴に期待すること」は、「リラックス」の55.5%、「肉体的疲れをとる」の54.7%が上位2位となった。以下「体が温まる」(40.5%)、「気分転換」「体臭・においをとる」「精神的疲れをとる」「血行がよくなる、冷え性解消」が3割台で続いた。

女性では、「体が温まる」「血行がよくなる、冷え性解消」が男性を約18~20ポイント上回った。シャワーで済ませる人では、「体臭・においをとる」が1位。また、浴槽につかる人に比べ、「シャキっとする」「目が覚める」の比率が高くなった。

「追い炊き機能」「自動お湯張り機能」がある家は4割

「追い炊き」「自動お湯張り」は減少傾向か

「自宅の浴室にある設備・機能」は、「追い炊き機能」「自動お湯張り機能」が4割前後、「浴室乾燥機」「手すり」「水切れのよい床や壁材」「暖房換気扇」が各2~3割となり、過去に行なわれた同様の調査と比べ、「浴室乾燥機」が増加傾向にあった。

「お風呂にあったらよい機能・設備」については、「スカッと乾燥する機能。カビがどうしても生えるので」(男性48歳)、「プラネタリウムのような空間を再現できる機能」(女性18歳)、「寒い時期に脱衣所などで温度差が感じられないような室温調整機能」(女性46歳)などの声が寄せられた。

「お風呂あがりに飲むもの」は、「水、ミネラルウォーター」「日本茶、ウーロン茶、ブレンド茶など」が各3~4割、「ノンカフェインのお茶」「ビール・発泡酒・新ジャンル」「炭酸飲料」が1割台となった。「ビール・発泡酒・新ジャンル」は男性、「水、ミネラルウォーター」「ノンカフェインのお茶」は女性での比率が高く、それぞれ男女差が10ポイント以上開いていた。