JR西日本はこのほど、京阪神地区のおもな区間で発売している回数券タイプの割引きっぷ「昼間特割きっぷ」について、12枚つづりから6枚つづりに改め、価格も見直すと発表した。10月1日発売分から適用する。

写真は京阪神地域の東海道・山陽本線を走る新快速

同きっぷは、京阪神地域の主要な駅の相互間で快速・普通列車(新快速を含む)に乗車した際に使用できる割引乗車券。平日は10~17時の間に使用開始する場合に限り有効だが、土休日や年末年始期間は時間の制限なく使える。有効期間は3カ月。

これまで12枚つづりで販売していたが、10月1日以降は6枚つづりに変更され、1枚あたりの価格も値上げに。一例として、大阪~京都間は12枚3,800円(1枚あたり317円)から6枚2,100円(1枚あたり350円)へ実質値上げされる。大阪~三宮・元町間も12枚2,980円(1枚あたり248円)から6枚1,620円(1枚270円)に。あわせて京都~吹田間、大阪~灘間など、一部の利用の少ない区間の発売を9月30日限りで終了する。