アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が28日、東京・世田谷のTMCスタジオで行われた、東海テレビ・フジテレビ系昼ドラマ『癒し屋キリコの約束』(8月3日スタート毎週月曜~金曜13:25~13:55)の取材会に出席し、主演を務める遼河はるひからの突っ込みに、タジタジになっていた。

『癒し屋キリコの約束』に出演する前田亜季

同作は、森沢明夫の同名小説が原作で、悩みを解消する代わりに、大金を奉納させている喫茶店「昭和堂」のオーナー・キリコ(遼河はるひ)の周りで巻き起こる物語。「昭和堂」の店長・カッキーこと柿崎照美役を前田亜季が演じ、戸塚は、キリコの協力者であるバイク便ライダー・上山涼役を演じるが、クールな役柄で、遼河と前田に比べるとセリフの数も少ないという。

あいさつに立った戸塚は「表情のお芝居が多くて、キリコさんやカッキーさんが、ものすごいいろんなセリフを話しているんですけど、それをぼくは涼しい顔で聞いていて、お2人の大変さを目の当たりにしながら、本当に自分は…」と話していたが、同席した遼河と前田がそれを遮って「こんなにしゃべってるの初めて見ました!」と驚いたほどだ。

さらに遼河は「台本を読むと、涼(戸塚)のところだけ『・・・』だけになっている」と指摘。すかさず戸塚は「本当にすいません。後々挽回しますから」と釈明に追われた。

また、前田の印象について聞かれた戸塚は、気持ちが包み込まれるということを例えて「枕のような存在」と発言し、前田は「初めて言われた」と困惑。手応えがなかった戸塚は、「たんぽぽみたいな…」「やっぱりみそ汁ですかね」と、次々に前田を表現する言葉を探り続け、さらに困惑させていた。

このほかにも、物語の舞台である喫茶店の思い出について、「愛知県に生まれたので、モーニングを頼んだのを鮮明に覚えています」と発言した直後に、遼河から「何歳まで(愛知に)いたの?」と聞かれ「生まれてすぐ東京に…」と言ったり、最近クレジットカードを作ったものの「お金が目に見えないので怖い」という理由で使っていないことを話して、遼河から「じゃあ現金でいいよ」とあきれられたりと、鋭いツッコミに終始タジタジになっていた。