スマホへの移行が進み、ガラケー向けサービスの終了が進んでいる。Twitterもそのひとつで、オフィシャルサービスでも機能が制限されるなど、ガラケー民はもどかしい思いをしているはずだ。そんななかガラホと呼ばれる「AQUOS K SHF31」では、スマホ向けのサイトが閲覧できるということで、Twitterの使い勝手を試してみる。同機種はガラケー民の希望となれるのか。
「AQUOS K SHF31」とは
スマホ市場が先進国ではすでに飽和しつつあるなか、国内ではガラケーが外観をそのままに内容を刷新して「ガラホ」として復活し、注目されている。その先陣を切ったのがシャープの「AQUOS K SHF31」である。今月17日には後継機「SHF32」が発売されたが、今回は「SHF31」を試してみた。
ガラケーの時代、メールとWebでの情報検索、通話などがその主な用途であったが、SHF31ではLINEも搭載し、近年の日本で流行しているコミュニケーションを利用できる。
そして、さらに重要なのは、まともなWebブラウザを搭載したことで、普通のパソコンやスマホと同じサイトにアクセスできるようになった。この意味は大きい。
現在ではクラウドサービスが一般化しており、パソコンで使うサービスのほとんどはWebブラウザから使うことができるからだ。つまり、ガラホでもWebブラウザさえ動けば、幅広いサービスが使えるということになる。
SHF31はOSにAndroid 4.4を搭載しているものの、ガラケーに見えるユーザーインターフェースが乗っかっているため、Google Playでダウンロードしたアプリをそのまま使うことができない。それでもやはりブラウザが動くだけでその世界が大きく広がっている。
Googleの「Chromebook」というパソコンがあるのだが、これは主なアプリの利用など、ほとんどすべてをChromeブラウザで行うというものだ。ブラウザさえ動けば、今や、たいていのことができてしまうのだ。
現在、コミュニケーションツールとして、非常にポピュラーなものにFacebook、Twitterなどがあるが、これらもWebブラウザさえ動けば使えるというわけ。