SMBC日興証券とソフトバンクロボティクスは23日、ソフトバンクロボティクスとアルデバラン社が開発したパーソナルロボット「Pepper」を、SMBC日興証券の店舗での接客やセミナーの司会進行などで活用していくことに合意し、8月より一部店舗(SMBC日興証券の本店、札幌支店、柏支店、八重洲支店、新宿支店、横浜支店、大阪支店、京都支店、神戸支店、福岡支店の10店舗)にて試行を開始すると発表した。なお、全国展開を見据えて「Pepper」を証券会社に導入するのは世界初の試みだという。
よしもとロボット研究所が開発協力した独自のアプリケーションを搭載
SMBC日興証券が導入する「Pepper」は、ソフトバンクロボティクスとよしもとロボット研究所が開発協力した独自のアプリケーションを搭載しており、思わず笑ってしまうような見事な会話の切り返しや、金融にまつわるクイズを楽しむことができるという。8月24日に本店、8月26日に八重洲支店で開催する、小学校高学年の児童とその家族を対象とした社会学習プログラム"日興「家族でワクワク体験DAY2015」"にて、このたび導入する「Pepper」を体験することができるとしている。
SMBC日興証券は、「いっしょに、明日のこと。」をスローガンに、引き続き顧客を中心に考え、より高い価値を提供し、満足と安心を届けていくとしている。
ソフトバンクロボティクスは、これまでのソフトバンクショップなどに続き、こうした新たな場への導入を通じて「Pepper」の活用の幅を広げ、さまざまな分野への展開を目指していくとしている。