ハワイといえばビーチやショッピングが定番の観光メニューですが、実は心をキレイにしてくれるパワースポットの宝庫。ここではハワイ通のハワイパワースポット・ジャーナリスト 千田康史さんに、マウイ島のパワースポット、ハレアカラーについて教えてもらいました。
宇宙の大きさを体感できるハレアカラーのクレーター
千田さんが「ここなくしてハワイのパワースポットを語ることはできない」と語るのが、マウイ島にある (世界最大の休火山と言われていた) ハレアカラーです。
ハワイ諸島は諸外国からの移民を受け入れてきたという歴史があるため、多種多様な民族意識、価値観を受け入れてきました。ハワイに住む人たちは「こうじゃなくちゃいけない」という意識はなく、「なんでもあり」という、いい意味でのゆるさ、受容性の高さが特筆すべき点です。
マウイ島は、エネルギー的には女性性のエネルギー (受容性、柔軟性、美しさ、愛情など) の強い場所であり、スピリチュアル的には「過去と未来をバランスよくつなげる時空の壁が薄い不思議な島」であり、時空の壁を超えてテレポートできるとのこと (千田さん)。
このような大自然のエネルギーが人の心をやさしく癒やしてくれるのがマウイ島なんだそうです。
ハレアカラーの海抜は3,055mなのですが、隆起しはじめる海底部分からの高さは約9,000mにもなります。クレーターの直径は約11.25km。深さは約900mもあり、クレーターの中には11の噴火丘があります。神秘的な景観を有するため映画「2001年宇宙の旅」のロケ地としても使われました。
山頂は単に「宇宙に近い」というからという理由で宇宙を体感できるというわけではありません。深いクレーターが大地の波動に強くつながっているため「時空を超えて宇宙の彼方につながることができると同時に、地中深くグラウンディングができるというバランスの取れた場所」(千田さん) だからだそうです。
ハレアカラーとは「House of the Sun=Hale a ka la=太陽の家」という意味です。ですのでこの地でのアクティビティは、その聖なるパワフルなご来光を眺めること、心を静め清めるサンセットを眺めるのがいいでしょう。
難度は高いのですが、満月の夜にクレーターの中をトレッキングすることもオススメだそうです。「エネルギーの強いその場所での瞑想も素晴らしい体験となるはずです」(千田さん)。
※本稿で紹介したマウイ島のパワースポットについては、「癒しのパワースポット4 マウイ島・モロカイ島・ラナイ島編 (スピリチュアル・ジャーニー)」(レイア高橋、千田育 共著、アールズ出版)で詳しく紹介されています。
教えてくれたのは……
Aloha 'Aina Connections 主宰 千田康史 (せんだやすし) さん
パワースポット・ジャーナリスト、アロハ・コネクター。雑誌、書籍などで旅行関係、スピリチュアル関係 (特にハワイのパワースポット) の執筆のほか、ハワイアンの精神性、また海外の遺跡や遺産、歴史や文化などを追求。トークイベントやリトリートツアーを通じてハワイの魅力を伝えるため、日本とハワイを行ったり来たりしています。
www.facebook.com/AlohaAinaConnections
本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。