東京メトロとヒューリックはこのほど、東京メトロ所有の六本木7丁目の土地に、日比谷線六本木駅直結の商業・ヘルスケアモールを建設すると発表した。
「鉄道事業とのシナジー効果を期待できる不動産の取得・開発」を掲げる東京メトロと、駅直結ビルの開発事業を多く手がけるヒューリックのノウハウを生かした共同事業として実施。東京メトロが駅バリアフリー設備整備のために取得した六本木駅の所有地上部に、商業店舗とヘルスケアモールを組み合わせた地上7階地下1階建てのビルを建設する。
商業店舗部分にはスポーツブランドの健康・美容に関連する商品などを扱う店舗が、ヘルスケアモールには内科・心療内科などのクリニックやエステをはじめ、サービス店舗がそれぞれ入居する予定。バリアフリー施設としてエレベーター3基を新設する計画もあり、完成すれば六本木駅での複数ルートのエレベーター整備が達成されることとなる。2018年度完成予定。